茶器のこと

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「常滑焼」について

常滑は六古窯に数えられる古い焼物の産地です。茶器の中でも特に朱泥急須は機能性、デザイン等高い評価を受けています。常滑の急須は、江戸時代にその原型があり、江戸末期から明治時代に流行した文人趣味の中に、広く民衆の間に愛用されてきました。
明治時代に中国宜興から来日した金士恒から朱泥の製法を学び、又温故焼、萬古焼、との形態の流れをうけて現在の急須の形が形成されました。現在では、色、焼成方法、機能部分の開発が進み奥行きのある茶器の産地を形成しています。
特性として、お茶の味を十分にいかして美味しく出せるのが常滑の朱泥やその他土焼きの急須の特性です。無釉できめの細かい土は、アクなど不必要なものを吸着して、お茶本来の味、色、香りを楽しませてくれます。緑茶にかぎらず紅茶、中国茶などの場合にも同様に美味しくいただけます。

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「南部鉄瓶」について

岩手では、豊富な資源と北上川の水運の便に恵まれて、古くから鋳物づくりが発達しました。 特に南部、伊達両藩ではこれらを熱心に保護、推奨し、育成に努めました。
現在では、盛岡と水沢が有名で、この二つの生産地の鋳物を南部鉄器と呼んでいます。

南部鉄瓶で沸かしたお湯は、水道水の塩素臭などが抑えられまろやかな味わいが感じられるといわれています。さらに、南部鉄瓶からは鉄分が溶出するので毎日の鉄分補給にもおすすめです。
鉄瓶からの鉄分は、体に吸収されやすい2価鉄(2価の鉄イオン)という形で溶出するため、微量でも吸収率が良く鉄分補給に効果があると言われています。

  • 南部鉄瓶について
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